製材所に銀杏の大木を持ち込む

  • Day:2015.02.11 14:25
  • Cat:生活
木を割(わ)いてもらった。

家の近くで2ヶ月程前に倒された銀杏の大木(根元は90cmほど小口でも60cm)。
『要るなら持って行っていいよ』とのお話。
薪(焚きもの)の事しか頭に無かった我らには、そんな大木要らない〜って思っていたけど、リフォームの材料費を少しでも減らそうと考えているうちに大工さんと『その銀杏わいてもらったらどう?』という話になりまして、早速いつもお世話になっているHさんに製材所まで運んでもらえませんか?と相談すると即、快諾。うれしい〜♪

2月9日、9時半からHさんのユニックでトラックに積む作業開始。
さて、その木を運び出すにも置いてある場所がかなり問題あり!
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おそらく山師は、この銀杏の貰い手が無いのでその場所で自然にかえってもらうつもりで置いたようす。
車は近くに着けられないし、土の上にそのまま置いてあるし(助物?すけもの(そういう言葉があるのか不明…):浮かしてワイヤーなど掛けやすいようにするために丸太などが置いてあれば作業しやすい)、小口を手前に向けており根元が奥になっていたので、引っ張ると奥の太い部分が隣の木にささり抜けない…。
話せば長い大変な作業だったが、なんとか12時半に我らが希望した木を積んでいただいた。
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とにかく難儀の連続、賢い男二人の頭脳と力で、なんとか引きずり出すことが出来、誰も怪我することなく積み込みこめたことに感謝。

さて、総重量は恐ろしくて考えたくないけれど、直径70cm長さ220cmの生木の銀杏、製材屋さんに聞くと700〜800kgはあるという。それを4本。
それを製材しようっていうのだから、こんな経験そうできない。

製材所に持ち込むと、あらかじめHさんが話をしておいてくれたので早速、フォークリフトを巧みに使って製材する場所まで運んでくれます。
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奥のレーンに材を載せ、操作する人もその最後尾に乗って、帯鋸(おびのこ)の横を前後して必要なサイズにカットしていきます。
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↓これがオビノコ。
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人間の身長と比べると、すごい大きいのが解ります。触ってみたら意外にしなやかでした。

切っている途中に鋸の歯に油をかけたり、木の太さなどで鋸の回転を調節したり、台車に乗る人の裁量で材をどれだけ有効に使えるかがかかっているので、製材所にとってもこの人の手腕一つで売り上げが変わってくるってもんです。大変危険な仕事と思いますが、木を見極めている真剣な目は職人、かっちょいいです。

こちらの製材所の営業時間は17時まで。
なんとかそれまでに割いてもらえる分の大物をお願いし終了。
さて、気がかりなお会計ぇ〜。

ビックリするなよ!え〜い、しめてウン万円。気絶しそう…完全に趣味の世界です

製材賃は「賃引き」といって、1立米(1立方メートル)あたりで計算するのが一般的なようです(何件か電話で尋ねましたが、中には時間9千円というところもありました。また持ち込み製材はしないというところもありました)。
こちらの製材所では「柱」を割くのに立米あたり18,000円。
「板」は立米あたり20,000円(柱をとる時と違い、何度も往復するため)
「大木」は割く際に割かれた側を押さえる人がもう一人必要なため、立米あたり25,000円。

さて”道楽”でできあがった板がこちら↓です。
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天然銀杏の大木の板。
内訳:10センチ厚2枚(おまけ1枚:板の1/3はヤニというか腐っているというかコルク状になっていてボソボソで使えない)、5センチ1枚、3センチ3枚、1.5センチが40枚程になりました…。

生木が乾くまで数週間(せめて2〜3週間)かかると教えてもらい、生木の時点では水分量の多い銀杏は140%もあるらしいですが、この時期で乾燥しているので2週間で40%位まで落ちるのではないかとのことでした。
10センチの板は3年寝かせるとイイとか…
乾かす際は、直射の当たらない北側が良いとのことでしたが、そんなに都合のイイ場所はないので、もろに南側で1枚1枚間に木を挟んで密着しないようにしています。

安く抑えるつもりが”自慢の一品づくり”というのか”こだわりの材”のようになってしまいましたが、イイ経験です!楽しかったぁ〜。どんな風に使われるかが楽しみでし。