空き家見てきました

住処探しに終始した1年でした。
昨日も半日かけて15軒くらい見てきたのですが…。

1軒は格安物件で、すぐにでも話をつけてもらえそうなイイお話。
ただ「伝統の獅子舞に参加してくれると保存会としてもありがたい」とのことで相棒に期待が…。
相棒的には、自治会とうまくやって行きたいけど、そういうこととは無縁で生きてきたので考えるところ有りって感触。とは言え相棒は昨日のうちに大阪に帰っておりまして、空き家見学会♪は案内してくださった「集落支援委員」の方と私で行きました。

ご近所でその家を管理している方も話しやすい方だったし、自治会的にも比較的若い人が多いそうで住みやすそう。
家が昭和のモルタル壁&トタン壁で、2部屋プラス台所・トイレ(小便用とボットン)・お風呂。
庭もあって家庭菜園程度なら問題なさそうだし、梅の木もあり、カボスの木もあり、竹林もある。
東側に竹田特有の阿蘇凝灰岩の岩壁があるので、陽ざしは昼からしか拝めそうもないところが若干悩むところ。
隠れ住む感じでひっそり感はあるけど、展望はゼロ。
多少の妥協も必要だし、概ね悪くない物件だけど、ここで生活するイメージが浮かばない…。

理想が高すぎるのか?
古き良き時代の立派な木組みの日本家屋に縁側、多少の防風林があって、庭あり田畑ありで、遠くに山並みが見える…。そんなあこがれの田舎暮らしだったけど、現実は厳しい!そんな物件ないもんね~だ。
ネット検索すると結構空き家物件にそういうのあるような気がするのに、竹田には無い。
家の好みがあるのか、竹田の人はそういう家には興味が無いみたい…。

↓ここは別の物件です。人が住まなくなった家って怖くて寂しい。
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↓こちらのお宅は、茅葺き屋根の立派なお家だったはずの物件。
この家が建つ集落は、限界集落を通り越して集落が無くなってしまったところ。
集落6軒のうち2軒が茅葺きで1軒は現代的な家。
イノシシもタヌキもウサギも来放題とのお話。
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こういう家の最後に住んでいた人のほとんどが、現在は老人ホームにいるとのこと。
こうなってしまうまでに、なんとかならなかったのかと考えるともったいない気持ちと、なぜか悔しい気持ちがこみ上げて来る。
この集落は衝撃的でした。

↓こちらは、別の家の宅内。無理矢理に不便な使い方でも便利を求めて生活していた跡がみえて、またなぜか哀しくなりました。
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人間はなぜ便利を追い求めてしまうのか?
その多くは破壊の道を進んでいるのに…。
解っていても止められない、自分が居ます。それが解るから哀しく感じるのでしょう。

まぁ暗いこと考えても仕方がないので、こんなビミョウな家たちをどうやって再生していくのかそれを考えます。

問題点の解決にはいろんなアイディアがあると思います。
1『荷物が有るから』とか『片付けるのが大変』だから家は貸せないに対しては。
使用しなくなった倉庫を市が借り上げて、トランクルームのごとく荷物を保管する。家族が搬出不可能なら「ふるさと応援隊」の方に頼みましょう。

2住んでいるうちに、次の住む人を見つけてあげるシステムを作りましょう。

3『年に数回帰って来るから』に対しては、お墓参りの帰省や老人ホームなどに家族を訪ねる方には、特別料金で市の公共の宿に泊まっていただきましょう。

4『仏壇がある』できる限り家族のそばに連れて行ってもらいましょう。家付きのものでしたら、借りる方が供養させてもらって帰省の際は、喜んでお参り?してもらいましょう。

なんとでも考えれば方法はあるので、解決したい!
私が何を言ってもどうにもならないのは解っているのですがね。

来る年は良き家と巡り合えますように…。
では、よいお年を。